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2026.11.06

病院の説明、家に帰ると忘れてしまう。あとで見返せる動画の作り方

家でタブレットの案内動画を見返す二人の大人に、スモールGが寄り添う紫基調のイラスト。

病院では分かったつもりだったのに、帰宅すると「次の受診の前に、何を確かめるんだっけ」と迷う。家族に説明しようとして、うまく言葉にできない。そんな場面を想定して、病院の案内をあとから見返せる形にしておく方法があります。

その一つが、紙の説明資料に短い動画を添えることです。大切なのは、すべての説明を動画に置き換えることではありません。共通の案内を見返し、分からないことを医療者に尋ねるための入口を作ります。

まずは「次の受診までに確認すること」から

最初の一本は、治療や薬の細かな説明より、病院が確認済みの共通案内から始めてみましょう。例えば、次回受診の案内なら、次の三つに分けられます。

  • 予約日時や受診する場所を、どの書類・画面で確認するか。

  • 持ち物について、どの案内を見ればよいか。

  • 予定が変わったときや不明点があるとき、どこに問い合わせるか。

これは構成を考えるための例です。予約変更の方法、必要な持ち物、受付時間は施設によって異なります。実際の院内ルールに置き換え、確認したものだけを載せます。個別の予約日時や氏名を、一般公開用の動画へ入れる必要はありません。

「一枚に一つの用件」で、手元の資料を整える

長い資料をそのまま読み上げる前に、見る人が知りたい順に並べ直します。「日時を確かめる」「持ち物を確かめる」「分からないときに相談する」のように、一枚ごとの用件を分けると、制作担当者も抜けを点検しやすくなります。

画面には短い見出しを置き、音声では「予約票に書かれた日時をご確認ください」のように、何を見て何をするかを具体的に伝えます。これは原稿の考え方の例であり、全施設共通の手続きではありません。

実物の書類を見せるなら、氏名、患者番号、連絡先、バーコード、QRコードなどが残らない架空の見本を使います。診療画面や予約票を、そのまま制作素材にしないようにしましょう。

mind2D.aiで、声と字幕のある説明にする

mind2D.aiの医療向け案内では、PowerPointやPDFから、音声と字幕を付けた説明動画を作る使い方を紹介しています。確認済みの共通案内を、見返せる形にする用途で検討できます。

mind2D.ai|資料も撮影動画も、入れるだけ。PowerPoint・PDF・動画からAIで説明動画とリール動画を作成mind2D.aiは、PowerPoint・PDFの資料や撮影した動画を入れるだけで、AIが説明動画と縦型のリール動画を作るサービスです。台本・ナレーション・字幕・12言語の翻訳と吹き替えまで。社内研修、マニュアル、商品紹介、SNS の動画づくりを無料プランから始められます。mind2d.ai病院案内・院内研修・発表資料を11言語の動画に|mind2D.aiPowerPoint や PDF から、病院案内・患者さんへの説明・院内研修・発表に使える説明動画を作成。ナレーション、字幕、スライドの中の文字まで11言語へ展開できます。mind2d.ai

基本的には、資料を取り込み、生成された説明文を確認してから書き出します。現在の取扱説明書では、動画確認画面の「スクリプト」で文を修正し、「字幕」で表示を設定できます。修正後はもう一度書き出し、実際に配布する動画で確かめます。

取扱説明書(使い方)|mind2D.aimind2D.ai の使い方。PowerPoint・PDF の資料や撮影した動画(MP4)を取り込み、AI がスクリプトと字幕を書き、字幕付き・外国語吹き替え版の説明動画や、縦型のリール動画を書き出すまでの手順を、画面の写真つきで説明します。mind2d.ai

外国語版を作る場合も、自動翻訳のまま配布せず、内容と言語の両方を確認できる担当者が照合します。なお、スライド内の文字の翻訳はPowerPointが対象で、PDFはナレーションと字幕の翻訳です。

動画を見たことと、説明が伝わったことは別

動画を渡して終わりにせず、「次の受診について、家でどの案内を見ればよさそうですか」と尋ねる場面を設けてみてください。これは患者さんの記憶を試すためではなく、説明の仕方を確かめるための問いです。

米国の医療研究・品質調査機構AHRQは、本人の言葉で説明してもらい、伝わり方を確認する方法を紹介しています。理解にずれがあれば説明を変えて再確認する、という考え方です。動画はこの対話を支える資料として使い、理解や同意を自動的に判定するものにはしません。参考:AHRQ「Use the Teach-Back Method」

公開前は、医療者の確認と「見る側」の確認を

診断、治療、薬、検査前の準備などに触れる内容は、担当する医師・薬剤師など、内容に適した専門職の確認が必要です。一般案内も、受付などの運用担当者が実際の手続きと一致するか確認します。AIが作った文章や翻訳を、専門職による確認済みの説明として扱わないでください。

最後に、書き出した動画をスマートフォンで再生して点検します。

  • 音声を消しても、字幕で必要な案内が分かるか。

  • 場所の名前、電話番号、受付時間などが承認済みの原稿と一致するか。

  • 相談先やリンクが正しく、公開範囲に問題がないか。

  • 内容の確認日が分かり、変更時に更新する担当者が決まっているか。

スマートフォンや動画を使わない方には、紙や対面での説明も残します。動画は、個別に受けた指示や医療者との相談の代わりにはなりません。説明に食い違いや疑問があれば、自己判断せず医療機関へ確認できる案内を添えます。

「あとで確かめられる」を、一つ増やす

最初から大きな動画集を作る必要はありません。何度も尋ねられる共通の案内を一つ選び、確認済みの資料を短い動画にするところから。患者さんや家族が見返せて、質問する先も分かる。そんな一本を目指してみませんか。

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