医療動画の病院名・略語、毎回直していませんか?読み方の辞書の使い方

「病院の名前、また違う読み方になっている」
院内の案内動画を作るたびに、同じ言葉を直していませんか。病院名、部署名、院内で使う略語。文字は合っているのに、声で聞くと気になることがあります。
繰り返し使う名称は、確認した読み方を辞書に登録する。そのうえで、実際の動画を耳で確かめる。この順番にすると、担当者ごとに修正のやり方を考え直さずに進められます。
mind2Dには、会社で使う言葉の読み方を登録する「読み方の辞書」があります。今回は、病院案内や院内研修の動画で、この機能をどう使うかを整理します。医療分野の用途はmind2Dの医療・製薬・病院向けページでもご案内しています。
病院案内・院内研修・発表資料を11言語の動画に|mind2D.aiPowerPoint や PDF から、病院案内・患者さんへの説明・院内研修・発表に使える説明動画を作成。ナレーション、字幕、スライドの中の文字まで11言語へ展開できます。mind2d.ai
まず「読み方」と「説明の内容」を分けて確認する
発音を直したいだけなのか。患者さんに伝わる言葉へ、説明そのものを変えたいのか。ここは分けて考えたいところです。
例えば、院内では当たり前に使っている略語。アルファベットを正しく読めても、初めて来院した人に意味が伝わるとは限りません。
名称の発音を揃えたい場合:確認した読み方を辞書に登録する。
略語の意味を説明したい場合:正式名称や補足を原稿に入れ、担当者が内容を確認する。
医療上の説明を言い換えたい場合:制作担当者だけで決めず、医師・薬剤師など内容を確認する専門家へ戻す。
辞書は、説明の意味や医学的な正しさを判断する機能ではありません。文章の確認と、音声の確認は別に行います。
登録する前に、3つの欄で言葉を整理する
最初から大量の言葉を登録する必要はありません。まずは、今作っている動画で繰り返し出てくる名称を数個だけ拾ってみましょう。
1.画面に出す名称
看板、案内資料、スライドで使っている表記を控えます。略語と正式名称が混在していないかも確認します。
2.読んでほしい音
その施設・部署で確認した読み方を記録します。AIが出した音声を、そのまま正解にしないことが大切です。
3.誰が、どの用途で確認したか
確認した担当者と日付、患者さん向けかスタッフ向けかを残します。同じ表記でも、動画によって説明の仕方が違う場合があるためです。
この一覧は、制作時の確認メモです。mind2Dが確認者や承認履歴を自動管理するという意味ではありません。
mind2Dの「読み方の辞書」で揃える手順
左のメニューから辞書を開く
mind2Dの左メニューにある「読み方の辞書」で、社名・製品名・略語などの読み方を登録できます。公式ヘルプでは、会社で登録した読み方が、その会社のすべての動画に使われると案内されています。
一つの動画だけを直すつもりで、ほかの動画にも関係する読み方を変えないよう、登録する前に共有範囲を確認してください。出典:公式ヘルプ「読み方の辞書とブランド」。
取扱説明書(使い方)|mind2D.aimind2D.ai の使い方。PowerPoint・PDF の資料や撮影した動画(MP4)を取り込み、AI がスクリプトと字幕を書き、字幕付き・外国語吹き替え版の説明動画や、縦型のリール動画を書き出すまでの手順を、画面の写真つきで説明します。mind2d.ai
確認済みの原稿を使って、音声を聞く
PowerPointの発表者ノートに確認済みの文がある場合は、「発表者ノートをそのまま読む」を使う方法があります。ただし、ノートのないページはAIが文を作り、ノートと違う言語を選ぶと翻訳されます。全ページの原稿が無条件にそのまま残るわけではありません。
原稿を確認したら、動画を再生して登録した言葉の前後まで聞きます。単語だけでなく、文章として聞き取れるかを確かめます。出典:公式ヘルプ「AIがスクリプトを書く」。
直したあとは、書き出した動画でも確かめる
文を直すときは「スクリプト編集」から対象の文を編集して保存します。公式ヘルプでは、直した文の音声は書き出し時に作り直すと案内されています。
設定や原稿を直しただけで、すでに配布したMP4まで変わったと思わないこと。書き出したファイルを再生し、音声と字幕、スライドを確認してから配布します。辞書の変更についても、対象の動画で反映を確かめてください。出典:公式ヘルプ「動画を確認して、文を直す」。
例えば、架空の「ABC相談室」の案内なら
ここからは、実際の病院の事例ではなく、制作手順を考えるための架空例です。
院内案内に「ABC相談室」という名称があり、施設では「エービーシー相談室」と案内しているとします。
看板とスライドの名称が「ABC相談室」で揃っているかを確認する。
施設の担当者に読み方を確認する。
「ABC」の読み方を会社共通にしてよいか、ほかの動画への影響を確認する。
辞書に登録し、「ABC相談室へお越しください」という文で音声を聞く。
書き出した動画で、字幕・看板の画像・音声の対応を確認する。
もし初めて来院する人に「何を相談する場所なのか」が伝わらないなら、必要なのは読み方の修正だけではありません。施設が確認した説明を原稿に加えます。
正しく発音することと、相手が意味を理解できること。その両方を、短い案内から確かめていきましょう。
薬の説明や外国語版では、読み方以外も照合する
薬の説明資料を動画にする場合は、医師・薬剤師が確認した資料を前提にします。薬名、規格、単位、用量、回数、否定表現を、スライド・台本・字幕・音声の間で照合してください。読みが自然でも、数字や条件が一致しているとは限りません。
外国語版も、医学的内容と対象言語を確認できる専門家による確認が必要です。翻訳や読み方の登録は、安全性の保証にはなりません。患者さんを識別できる情報は使わず、医療機関・企業の審査を経て利用してください。
確認済み原稿の引き継ぎ方は、薬の説明資料を発表者ノートから動画にする記事で詳しく紹介しています。動画は診断や処方の代わりではなく、確認した説明を届けるための補助として使います。
薬の説明資料を動画にする。確認済みの原稿を、発表者ノートから引き継ぐ方法|mind2D.ai医師・薬剤師が確認した薬の説明資料を動画にする手順。mind2D.aiの「発表者ノートをそのまま読む」の条件と、薬名・単位・用量・否定表現を原稿、字幕、音声で照合するポイントを紹介します。mind2d.ai
よくある質問
辞書を登録すれば、確認は不要ですか?
いいえ。実際の動画で読み方と文脈を確認します。医療上の内容や字幕の表記まで、辞書が審査するわけではありません。
一つの動画だけのつもりで登録してもよいですか?
公式ヘルプでは会社のすべての動画に使われるとされています。会社共通の読み方としてよいかを先に確認し、用途によって読み分けたい場合は登録前に相談してください。
PDFでもスライドの文字を翻訳できますか?
公式案内では、スライド内の文字の翻訳はPowerPointが対象です。PDFではナレーションと字幕の翻訳を利用します。翻訳した内容は別途確認してください。出典:医療向けページの翻訳案内。
まずは、何度も読み直している名称を3つ
病院名、部署名、よく出てくる略語。今ある案内資料から3つ選んで、表記と読み方を揃えてみませんか。
mind2Dは、手元の資料から台本・音声・字幕付きの説明動画を作るサービスです。毎回の録音を前提にせず、確認した原稿をもとに動画を作り、仕上がりを見ながら直していけます。
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